先に行われた相撲協会の理事選。
選出は公平に行われたのだろうが後味が悪い。
自分の意思を尊重出来ない選挙は、選挙とは言わない。
義理・人情を蔑ろにしたと言われているようだが、それを選挙の1票の話しに
持ってくるのは筋違いである。
公平な立場で自分の1票を投じるのが選挙、それが縛りで1票を投じるなら
それはもう選挙ではない。
只の寄り合い推挙である。
相撲は国技と称されるようだが、こんな事をも理解できないようなら
国技返上である。
(政治の世界でもこの縛り寄り合いは行われているが、今回は相撲協会の理事選に限って
言わしてもらう。)
安治川親方が廃業するという事だが、親方にも今後の生活がある。
それをしても貴乃花親方に1票を投じたという事はなんと覚悟があった事か。
自分の意思を貫いたという事は、男として立派である。
賛辞を贈る。
まだ若い。
どの方面に進むとしても今後の活躍に大いに期待するものである。
追記(23:04)
今夕、安治川親方の廃業が回避された。
一門でのシカトが始まるだろうが、親方の強い意志を見守っていきたい。