梶原一騎原作、西城秀樹・早乙女愛「愛と誠」と言ってピンとくる世代は40代も後半からだろうか。
少年マガジンに連載当時、心熱くして読んだ時代はもうかなり遠い。
映画化され、一人で始めて映画を観たのがこの作品である。
主演の西城秀樹氏にも憧れたが何と言っても早乙女愛さんに当時の中坊・オヤヂィは恋をした。
その映画のポスターは今も実家の部屋に飾ってある。
懐かしい想いは時を越えて今も鮮明に蘇る。
が、その早乙女愛さんが亡くなっていたとは。既に芸能界も引退していたとは知らなかった。
ご冥福を祈るばかりである。
時代の移り変わりは速い。
ブームと騒がれたお笑いの時代も番組の打ち切りが相次ぎ、湧いて出続けていた若者達は
この先どうするのだろう・・・・要らぬおせっかいであるが。
これらの番組から排出された芸人は、名ばかりでとても芸をもった人とはいいがたい。
オヤヂィの考えるところではすべてタレントさんという位置づけである。
オヤヂィ、僅かな時間で本物は伝わらないと考える。が、TVでは2~3分程度の大騒ぎでそれが芸であるかなような振る舞い。演者よりも観客の笑いだけを誇張する番組の演出には冷ややかに呆れるばかりであった。
作る側に大きな問題がある。
が踊ってしまった芸人と呼ばれるタレントさん達。
腕を磨いて生き残って欲しいものである。