昼食に初めてのお店に入った。
定食ののぼりが目立つ定食屋さんである。
以前から知ってはいたが、入るタイミングが今日までなかなか無く、本日午前の打ち合わせ終了に
通りかかったついで入ってみた。
注文!A定食(肉じゃが定食)750円也。
肉じゃがで750円は安くない。期待が踊る。
がしかし、待つ事20分。
昼食時なら仕方ない時間かもしれないが、仕込み済みの肉じゃがに何故に20分?
不安が過ぎる。
ついにやってきた。
量は多少多め、特段豪華でもない普通の肉じゃがである。付け合せは細切りの沢庵に
玉子焼き2つ。但し自家製というよりスーパーで売っていそうなものでこれまた特筆には価しない。
それにけんちん汁のような豚汁。
食す。
硬い。何が硬いかというと芋が硬い。人参も硬い。玉ねぎまでも硬い。
最悪である。
当たなくてもよい不安が的中である。
芋は箸でほぐれない。口に入れても硬い。味も煮込みの深みが無い。
これは仕込んだものでなく、今作ったものか?との疑問が沸く。
オヤヂィの座ったカウンター席からは大きな鍋からよそわれる肉じゃがや、厨房の様子が
うかがえるのだが、様子とは全く異なりとても煮込んだ味ではないのである。
実に不味のである。
隣に座ったお客も同じ物を注文したようだが芋を残している。
肉じゃがで芋を残すのは余程の事。その余程な出来栄えとしか言い様がない。
昼食なのに不味さで後味が悪い。
オヤヂィは外食の場合必ずお店に「ご馳走様」と言って店を出るように心がけている。
だが流石に今日は何も出ない。
もうこの店には入るまい。