厳しい。
とにかく厳しい。
原発は廃炉に向けてこれからもゆっくりと進んでいくのだろうが、地域の放射能の危険性は
一向に無くならない。
文科省から発表されている放射能測定値を見ると我が故郷の測定値が際立って高い。
数十キロ離れた小学生の被ばくを検査(尿検査)したらかなりの被ばく量だという。
災害から4か月が経って世間的(馬鹿マスコミ的にも)には終息に向かいつつ感があるのだが
状況は一向に変わっていない。
むしろ、故意的に隠されていたのではと思うような現実の状況は厳しさを増すばかりである。
数時間の滞在なら確かに問題はないかもしれない。
が、生活は・・・・無理だ。
我々のような年配者なら諦めもつくだろうが、そんな危険な場所に子供達を住ませるわけには
絶対にいかない。
マスコミや専門家と称される勝手な奴らは「除染」を簡単に口にするが、除染により放射能が
全く無くなるわけではない。仮に洗い流す事により除染が行われたとしてもその洗い流した水は
何所へ行く?土を数センチ盛土する事により放射能の数値はかなり下がるというのだが、無くなる
わけではない。微量の放射線は出続ける。さらに掘り起こせば、なんら変わらない。
そんな処に住めるか?
牛の肉の放射能くらいなんなんだ、と言いたい。
牛の値がそんなに高いのなら住んでいる人間はどうなんだ。
馬鹿マスコミは何も言わない。
ナメクジよりも遅い政府も何も言おうとしない。
何ががんばろう日本だ、何がひとつだ。
思いっきり見放しているではないか!
と言いたい。
今日身内にあるスーパーで贈り物をした。
数時間後、その地域へは配達しないとの事。
ふざけるな!
みんな踏ん張ってやっとの思いで生活しているに・・・・
ばかやろう。