オヤヂィの独言

限りある時間の中でゆっくりと・・・

危ない事故

2週間ほど前の事。脚立を使った仕事でまたやってしまった。

以前にも転倒した事を書いたが、今回は仕事が終了し最終確認を終え撤収する間際の出来事。僅か900mmの脚立最後の段を雨で滑ってしまい踏み外した。
両手にはちょっとしたものを持っていたのだが、受身を取ることが出来ずに後頭部から地面(コンクリート)に叩きつけられてしまった。

全身にビーンと電流が走る。
動けない。
両手を天に仰いだままそのままの姿勢で「早く立ち上がらなくては」と思うのだが力が入らない全く動けない。10秒位だろうかやっと立ち上がり片づけを済ませ車内に入ったのだが、後頭部をかなり強く打ったので強烈に痛い。
顎を何気なく触ると血。後頭部から出血し顎に溜りが出来ている。これは映画の流血シーンさながらである。

流石にこの状況はマズイと思う。
よく昼間に事故に遭いその場はそのままで済んだが、夜に内出血で亡くなってしまったというような話しが過ぎる。
しかし、次の予定はキャンセル出来ない。。
重い痛みに堪えながら次の仕事をこなしたのだが、不安は増すばかり。

かかりつけの病院に向ったのだが、その日は土曜日で午前中の診療も終了していた。
急患で診てもらおうと思ったのだがやはり専門の脳外科が居ないという事で断られてしまった。

近くの脳外科診療を行っている場所を聞き急いで向った。
事故の状況、症状を説明すると流石に早い。即、レントゲン、MRIの撮影。

結果、内出血は見られなかった。(助かった)
だが、場所が場所だけに48時間の注視は必要との事。何かあれば直ぐと注意を受け不安ならがも帰宅
したのだが、現在に至るのだからどうやら問題はなかったようだ。

但し、後ろに強打したせいか目が奥に沈んだような感がある。事実、その後裸眼での視点が合わない。
いつもなら眼鏡が必要でない状況でも見えないのである。(近場)
どうやらその影響かどうかわからないが老眼が進んでしまったようだ。



昔なら脚立を踏み外すなんて事はなかったろうに。確実に老いは進んでいるのだろう。
注意は怠っていたわけではない。何も無いところで躓くというような具合なのだろうか。

気持ちは若いつもりなのだが・・・・・。