オヤヂィの独言

限りある時間の中でゆっくりと・・・

半年が過ぎて

震災から半年が経つ。
やるせない気持ちは今もって変わらず。
福島の状況に大きな変化はない。
「死の街」の発言に大騒ぎする程度の低いマスコミ。
住めない街なのだから正しく死の街なのである。発言に間違いはない。
住人への配慮が無いと非難され更迭されたようだが、自民党やマスコミに非難される事はない。
そんな街にしたのはいったい誰だ。危険性を隠し安全だけを浮き彫りにし推進してきた責任は
無いのか。現実に脚色を加え演出報道する奴は誰だ。言葉尻だけを追求し本質、本題を報道しない
奴はいったい誰だ。

私は岩手、宮城がちょっと羨ましいと思うことがある。勿論沢山の犠牲者があり余りにも痛ましい事にかわりはないのだが、不謹慎と思いつつも同じ被災民として復興復旧が可能な姿には、原発でこれからが全く見えない福島と大きな違いがあると、感じずにはいられない。

個人の考えである。双相(福島県の相馬地区、双葉地区)への帰住は今後数十年は適わないと
思っている。一時帰宅はこれからも続くだろうが、チェルノブイリを例にとればその地での生活は
無理としか言いようがない。地元の人の一日でも早く帰りたいという気持ちは大いにわかる。
が、子供に大きなリスクを背負わせてまでの生活は成り立たない。

私達大人は、子孫を、子供達を守っていかねばならない。
少しでも状況を良く見せようとするような嘘の情報はもう要らない。
私の信じる所は、実体験、数値とする。

地元の情報として仮設が揃い、私の地域の人はそこに移り住む事になった。不自由は続くけれども
バラバラに体育館での避難生活を強いられていた生活からは逃れられる。ちょっと安心はする。

そこでこの半年不定期で綴ってきたが、これからは以前のブログに戻そうと思う。
故郷への想いの書庫を作成し、これからも原発問題へは発言していくが、以前の小言(愚痴)も復活し、
頂けるならコメントも頂こうと思う。

ブロ友さんには震災以降一方的な記事の発信ばかりでコメントを受け付ける事せず嫌な思いをされた
事と推察する。が解除する事も無くそのままで居てくれた事は大いに感謝。
そしてまた、ここへ立ち寄ってくれた方々にも大いに感謝。
毎度性格から、連日の更新はままならないと思うがマイペースで続けていく事を決めた本日。

これからもお手柔らかに。