オヤヂィの独言

限りある時間の中でゆっくりと・・・

苦渋の選択か・・・

原発の状況は変わらない。
時間が経過したからといって状況が好転しているわけではない。

程度の低いマスコミの馬鹿騒ぎは治まりつつあるが、それがイコール終息に向っているという事では
けしてない。今も尚、厳しい状況には変わらず、綱渡りは続いている。

命を張って現場で作業している方々には心より感謝すると共に深く頭を下げたい。
同じ被災民、家族は離れ離れ、現場で働く父親を家族や子供達はどんな想いで待っているものか
涙が出る。

そんな状況を全く理解していないのだろう今まで原発を推進してきた党の幹事長の呆れた言葉には
腹が立つ。
「反原発は集団ヒステリー」だと。
オリンピック誘致に莫大な税金を投入した親父も嫌いなのだが、こいつもそんなに馬鹿息子であったかと改めて認識した。
どういうつもりなのだろう、現場で作業している人、避難している人達の前で本当に反原発はヒステリー
と言えるのだろうか。

この幹事長でさえこの有様なのだから、他の議員先生方もやはり同じなのだろう。
大災害であっても、この先生方にはやはり他人事なのである。
最早こんな発言が容易に出てくるなんて狂っているとしか言い様がない。

政党関係なく、何も出来ない奴はお願いだから早くやめてくれ。


今現在、原発によって避難されている方々にとても心苦しいのだが、本当に元の場所に戻れるものだろうかと考えてしまう。
勿論、戻りたいのは確実たる願いなのだが、現実は厳しい。事は数年で収まる状態ではないと
悲しいかな思う。
私が生きている間に先祖へのお墓参りは適うだろうか。


改めて言葉には出来ない。
だが、苦渋の選択をしなければならない時期が、来るのかもしれない・・・・。