知り合いに連れて行ってもらったお店。
とても美味しかった。
中華丼である。
昔ながらの店構え。中華屋さんである。
昨今は黒看板のラーメーン店が大流行で、節系かなんか知らないが
その手のお店で食すれば似たような味ばかりで不味くは無いが、
美味しくも無い。挙句、こんな金額するの~?である。
この手の新しいお店は経験が浅いから深みが無いとオヤヂィは勝手に思ってる。
よく汚い店は美味しいなどと言われるが、オヤヂィは食を扱うお店の汚さは
どうかと思う。
その店も一見、汚いお店?と思われがちだが、厨房の中が違う。
多分、店主の料理に対する姿勢が現れているのだろうが、中の厨房は
掃除が行き届いてステンレスも綺麗に磨かれている。油の垂れは何処にもない。
鍋も綺麗である。
お店が暇で掃除ばかりしているというような感じではない。
お店は年季が入っている(笑)
初めてのお店で、時間も限られる為何気なく注文した中華丼。
美味しいのである。
なんと味に深みがある。オヤヂィの歳では量はちょっと多いかな、と
思わせるが、じっくり味わって食べれば大満足である。
思いがけない発掘で、オヤヂィは次の日もこの中華丼を食した。
やっぱり、美味い。
連れて行ってくれた人によれば、このお店はタン麺も美味しいらしい。
次はタン麺か。
このお店、なかなかである。多分、なに食べても美味しいのだろうと
予感十分である。
がしかし、難点が無いわけではない。
お店の顔である、店主と(多分夫婦でやっているのだろうが)奥さん、
愛想がない。
客がふった話でも、頷き程度である。奥さんも「いらっしゃい」には
愛想はない。
でも、やっぱり美味いのである。
場所は、勿論内緒である。
当分この店に通う事になるだろう。