本日諸用で都内へ。
埼玉ではあまりお目にかかれないオリンピックの誘致イメージポスターも、さすが地元だけあって
そこらじゅうに貼ってある。
が、その熱はここだけに限られるような気がするのは私だけか。
お子ちゃまやバカ者（失礼、若者）の何も考えないお気楽人種の意見は全く無視するとして
以前にもここで吐いた事があるが、東京開催の意味がわからないというか、今開催する時期か？
と憤慨すらする。
震災は今も進行形。決して過去の事ではない。それは原発だけではない。宮城、岩手とて同じ。
仮説住まいで不自由を強いられて人が沢山いる。だが、十分と言える手は差し伸べられている
だろうか。
一向に進まぬ復興、復旧。あまりにも遅い。
本当に血の通った計画が進められているのだろうか。
がんばれ東北の大合唱はどうした。
そうした中、オリンピック誘致に莫大な費用を投じるとは、なんとまぁ～お気楽なことか。
その人達にとって震災はもう過ぎた事なのだろう。
原発ももう大丈夫なのだろう。と思っているに違いない。
それとも、それはそれ、これはこれなのだろうか。
なんとまあ情けない日本人である。
日本は社会主義国家ではない。故に全国民均等に幸福などと理想を吐くつもりはないが、
小さな島国の仲間達が、震災により不自由を強いられ、耐え、文句も言わずして生活している
姿を尻目に、わずか半月のお祭りに莫大な費用を投じようとする行為は、オヤヂィ断固反対する。
これも以前に吐いたが、１００歩譲ってオリンピック開くなら、東京ではない。
東北開催である。
