金木犀の香り。
今年もそういう季節という訳だ。
田舎育ちなのだが、この金木犀に出会ったのは立派(?)な大人になってからの事。
笑い事ではないのだがトイレの芳香剤?と思ったほど、小さい時の記憶に金木犀の香りは全く無い。
オヤヂィの生まれ育った処には無かっただけなのだろうが、自分の描く秋の香りは
別にある。
これはなかなか難しいのだが、田舎には季節ごとにニオイがある。
春なら春の香り、夏は夏の香り、秋には秋の香り、そしてさむ~~い冬にも香りがある。
これは誰もが感じる香りではなく、オヤヂィが生まれ育った地域の自分だけが感じる香りなのだ。だから金木犀イコール秋ではなく、オヤヂィの記憶にある特別な香りが秋と連結する。
その香り、なかなかここでは感じる事が無い。全く無いという訳ではないのだが
たま~~に、そして偶然に感じる事がある。毎年の事ではないためこれまた表現が難しいが、自分だけが感じる香り。
今年はまだ感じる事は出来ていないが、金木犀の香りは確り香っている。