オヤヂィの独言

限りある時間の中でゆっくりと・・・

ジジィ焦る

財布の中に入っているはずのキャッシュカードが無い。

全部引っ張り出して確認しても無い。

これはちょっと重大である。

オヤヂィは財布の中にキャッシュカードを入れている。勿論誰もが入れているだろうが個人のものでは無い。入っているのは法人用のキャッシュカード。しかもメインバンク用。通帳の中も確認するが入って無い。通帳、カードを保管している場所をひっくり返しても無い。

焦る。

最悪通帳で払い出しすればいいのだが、時間は既に15時を回っている。何故にそう焦っていたか、他の銀行引き落としの為、現金を移す必要があったためだ。財布の中に現金は小銭しか入っていない。

焦る、焦る。

色々と探し回るが見つからない。昨日現金の預金をした時(通帳で)に落としたか?銀行へも電話を入れ聞いてみるが落とし物はなかったと。

焦る、焦る、焦る。

個人の口座残高で振込金額に届くか、かなり微妙である状況。

必死にかき集めなんとか引き落とし金額は達成することが出来た。

かなり安堵。

置き忘れた可能性の場所を改めて探すが、見つからない。やはりどこかで落としたか。明日銀行へ届け出を出さなくては、と思いながら帰社。

ふと、思いついたことがある。オヤヂィの会社は零細。請求支払いにはネットバンキングは利用しておらず銀行振込。しかも振込手数料を抑えるため出来るだけ指定されている銀行支店で振り込んでいる。故に銀行毎に請求書をビニール袋分けし銀行を渡り歩いている。かなり面倒なのだが、すべてが相手負担と言うわけにはいかず、件数のある振込の場合の手数料負担は馬鹿ににならない。

で思いついたのはその袋分けした袋の中に紛れたのでは?と。昨日の入金時には通帳で入金した為カードは確認しておらず、5日の振込時から袋に入れたままでは?

結果、そうでした。振込明細と共にカード、あった。

ホッ。

ジジイの為せる技か?老いが進んだか?ボケ始めか・・・・・。

気をつけてはいるのだが、思い込みが多くなって来たのは事実。

「だと思う、なハズ」は危険なサイン、柔軟な考えでいなくてはと改めて思う。