仕事関係での知り合いに、何につけても金、金、金、の輩がいる。
普段はいい奴なのだが、ことお金の事についてはかなり異常。
どんぶり勘定のオヤヂィもかなり問題なのだが、そんな私からしてみれば
真逆のこの類は苦手でなのである。確かにお金の事はとても大切なのだが、度を超す異常さにはついていけない。
そもそもそんな事ケチるなよと思う事が多々ある。
その輩、これからの仕事の仕方について悩んでいたのは知っていたのだが、
毎度言う事が違う。その度に相談には乗っていたのだが、今日でサジを投げた。
もう付き合いきれない。
男なら最後はケツまくる度胸で進めよと思うのだが、毎度コロコロ変わる考えに何事にもブレ放題。決断に迷うという訳でなく、金の算段ばかりで肝心の仕事に身が入らないというか直ぐ金勘定に走ってしまう。これではお客も逃げてしまう。
コロナ禍が続き苦しい状況は痛いほどわかる。
だがそんな時こそいい仕事をしていかないと客はさらに逃げてしまう。
負債を算段できる今だからこそ仕事をたたむらしいが、それはそれで正しい判断なのかもしれない。サラリーマンならバカだなんだと言われても毎月決まった給料を手にすることが出来る。自営だとそういう訳にはいかなく、とても苦しく悩む事が多い。
ま、他人様なので「自分の会社なんだから自分の好きなようにすれば」としか言わなかったが、以前から思っていた金の盲者にはこの先も難しいかもしれない。
オヤヂィの会社も厳しい状況は続いている、が、一度ついてくれた客が離れるような事は今までにない。時期こそ空いたりもするが初めは極細の糸が今ではすべてがワイヤー並みである事は自信をもって言える。
どんな会社さんでもコロナ禍で大きな浮き沈みに襲われているのだろう。いや、沈みのみかもしれない。
踏ん張りどころである。
